Max様ご尊映

Facts of Maxmilian Guilbert Bunny


Historical Facts
「マックス」は、しかぽん家先代君主「ジル」亡き後、無血革命により王位を奪取した灰色兎である。彼(マックスは雄である)は明石市内でも評判の悪い某ペットショップの出入り口に置かれていた。その場所は真夏だというのに日向で、さらに水入れは無く餌入れには干からびかけた人参の葉っぱだけがほんの数本入っているだけであった。しかしそんな環境にも関わらず彼は人懐こく、差し出した我々の手のひらで安心して寝てしまうような赤ん坊であった。こういうショップから購入するのは大変抵抗があったし、先代ジルが死んで間も無かったので相当に迷ったのだが、まあ仕方ない事もあるものである。こうしてしかぽん家でのマックスの生活が始まった。

みづくろい お顔のお手入れ


About His Naming Facts
「Maxmilian」というのは、メキシコがまだ植民地だった頃の皇帝の名前であるんだそうである。何故?と聞いてはいけないのは、ジルと同様である。

マックス様おくつろぎの図 マックス様おくつろぎ


About His Dimension
頭胴長:20cm
肩高 :12cm
体重 :0.6kg

まだまだ赤ん坊である。バリバリの雑種である為、何処まで成長するかは不明であるが、既に態度だけは育ち切っているような気がするのである。


マックス様おくつろぎ2 マックス様おくつろぎ2


About His Birthday
1995年6月某日。でもそれは彼の知った事ではない。

マックス様おくつろぎ3 マックス様おくつろぎ3


His Territory
マックスは未だ赤ん坊のため、行動範囲は人間の居間のソファーの上に限定されている。変なものを齧られて腹を壊されてはかなわないからである。しかしここ数日、ソファーから自力で下りる事を覚えたようで、常に目が離せなくなってしまった。

ぷはー 毛布探険終了


His Litter
マックスは、赤ん坊のくせにトイレの癖が良い。おしっこは必ずケージの隅でするし、うんちもまあまあケージ内でする。まだ外でポロポロしてしまう事もあるが、これは大人になれば解消されるであろう。我が家は兎のトイレについては運が非常に良いようである。

ぽーず はい、ポーズ


Youth Of Max (10/23, 1995)
マックス、生後約5カ月。グレーだった披毛は、夏の換毛と共に真っ白になってしまった。結局の所、ヒマラヤン雑種だった事が確認された訳だが、変わり方の激しさはまるでサギのようである。
なに見てんねん。


About His Dimension 2
頭胴長:36cm
肩高 :22cm
体重 :1.48kg

大体成長も打ち止めの模様である。でかくなったが、しかし充分ドワーフ種として通用するサイズである。値段が安かったマックスだが、実は結構高貴な生まれだったのかもしれない。まあ態度を見れば明らかだという話もある。


ねる ねるぞ。


His Territory 2
成長してトイレも覚えたマックスは、今はほぼ放し飼い状態である。我が家二階が彼のテリトリーである。ただ、前兎のジルが毛玉で死んだ事もあって、齧るものには神経を使っている。兎やリスの部屋は2メートル程の長さのダンボールで半分に区切り、片方には入れないようにした。その代わりもう一方ではやりたい放題状態である。
別の部屋(といっても二階には二部屋しかないのだが〜)は人間の寝室なのだが、こちらは危険物がない(本しかない)ので完全にフリーである。人間といっしょのベッドで寝てしまうのはジルと一緒で、我々にとっては実に楽しい事である。惜しむらくはまだ人間を寝巻き越しに齧ってしまうので熟睡できない事であろうか。

のべー 伸びても寝る。


Youth Of Max 2 (12/18, 1995)
マックス、生後約7カ月。すっかり仕草も大人になった。外耳炎も治癒しきったようで絶好調である。腰を痛めてたジルと違ってジャンプ力も凄く、垂直に1メートル、水平2メートル位の障壁は飛び越えてしまうので部屋の防御も大変である。さらに大変なのは、マックスがジャンプ先の状態をあまり確かめずに飛ぶので、怪我させない為にジャンプ候補地を誘導して着地点を安全に保つ事である。まあお蔭で部屋が片づくという効用もないではない。

ひなたぼっこ
ひなたぼっこしつつ寝る。滑る床だと前足を開いて寝ている事が多い。変である。

おねだり おねだりボーズ。エサの催促ではなく、これは「なでれ」である。


About His Dimension 2
頭胴長:37cm
肩高 :23cm
体重 :1.61kg
大体成長も打ち止めと思ったが、ちみちみと増加している。餌は体重の5%に厳しく制限しているのだが、本人には不足のようである。でもあげないんだよん。ペレットの食い過ぎは良くないのじゃ。

えらい いばりつつも寝る。

かじ かじるぞ。


About His Drops
でかいのである。先代のジルのに比べては勿論、他んちの子に比べてもちょっと大きいような気がするが、何故だろう。肛門がでかいのか?

ぴょ 登るぞ。


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鹿川 伊知郎(Ichiro Shikagawa <shikapon@jiru.com>)
Julius Guilbert Trading Co.
Memuro, Hokkaido, JAPAN
Last Modified : Jul 20, 1996