1999年5月29日(土)


さて例の巣のある桜が強風で倒れたエゾモモンガですが、桜の木は既に根本から撤去されてしまったそうです。Kさんが先に気づいてなければ、赤ん坊は危ない所でありました。


一昨日、ライトバンで熊に衝突した人がいたらしい。熊は逃げたそうな。きっとこの熊、しつこく追い回されて射殺されちゃうんでしょうね。清水でも熊に罠をしかける認可が出たし。確かに熊は猛獣で恐いものだけど、でも北海道の報告書調べてみたんだけど、熊による死亡事故って、殆どは人間側のミスなんだよね〜。生息してるって分かってる土地に軽率に入ってみたり、ロクな調査もしないで山を伐採して追い立ててみたり。それに大概やられてるのは猟師だから、これは自業自得って奴じゃないかい? 極々稀に、民家を襲ったなんていう事例もあるにはあるんだけど、民家に突っ込んだダンプカーに比べれば少ない少ない。


実際問題、熊の被害なんて微々たるもんでしょ。危ない危ないって言っても人間が注意していれば済む事なんだし、交通事故のほうがよっぽど危ないよね。熊が人間に危害を加えるって理由で駆除するのなら、町中にたむろしてる少年法とやらで過剰保護された犯罪者どもを駆除した方が、よっぽど死人は減るんでないかい?


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鹿川 伊知郎(Ichiro Shikagawa <shikapon@jiru.com>)
Julius Guilbert Trading Co.
Memuro, Hokkaido, JAPAN
Last Modified : May 29, 1999