1998年10月27日(火)昼


然別は既に寒いんだ、これが。


7時ごろにはすっかり霧も晴れた。もったいないくらいの快晴、然別に行かない手は無い。十勝川温泉からなので、士幌経由で向かう。
実は士幌町の中心部を通るのは初めてであったが、正直言って呆れてしまった。通りや建物に金と手間がかかっている。それはまあ良いのだが、センスが悪いのだ。まとまりがない。小綺麗なのだが主張も無い。流行っていた頃の清里をご存じの方も多いと思うが、アレをオヤジ臭くアレンジするとこうなるだろう、という印象であった。
ちょっと役人やら有力者(恥ずかしい名前)の力が強すぎるんじゃないの?地元の普通の人は本当にあんな町を望んでるの?


現地に到着。なんかエゾシカの親子が駐車場下の薮の中で食事していた。この時間にこんな所にいるのは珍しいが、やはり冬が近づいているんで餌が少なくて、朝夕だけの食事じゃ間に合わないのだろう。


この日はガレ場に行かずに、途中の登山道で待ち伏せしてみた。道を外れると薮が深いので、ナキウサギはちょろちょろしてるのだけど撮影は大変だ。唯一目の前に出てきたのがこの雌(と思われる)。吠えられてしまった。


昼過ぎに病院へ。赤ん坊の授乳を見物。しかし私にも奥さんにも似ていない子である。やはりももも菌かエド菌に冒されているのだろうか。
帰宅して仕事。本当は写真なんて撮ってる場合じゃ無い状況は変わってないんだけど、どうにも爆発寸前で仕方ない事もあるのであるぞよぞよ。


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鹿川 伊知郎(Ichiro Shikagawa <shikapon@jiru.com>)
Julius Guilbert Trading Co.
Memuro, Hokkaido, JAPAN
Last Modified : Oct 29, 1998